特集【関西・食のツーリズム】「美の伝説」広域周遊ルートを巡る美味三昧グルメ旅
- 天の橋立-日本三景の一つ。見たことのない光景が広がる。
レッド・ツェッペリンの「天国への階段」は誰でも知っています。でも、日本にはこのヒット曲の何世紀も前にこんな場所があったことはご存知でしたか?文字通り「天国への橋」を意味する天橋立へようこそ。京都府北部の沿岸に位置する3.6kmの砂州は松の木に彩られ、2つに分かれた宮津湾をつなぎます。天橋立は由緒正しい名所です。宮島、厳島神社の海に浮かぶ鳥居と松島湾と共に日本三景のひとつとされており、歴史上の人々がこぞって称えた美しい地です。その名は、足の間から逆さまに覗いた時の姿に由来するものです–こうして眺めると、天国への橋のように見えます!
これで没後に天国へ行けるかどうかはともあれ、宮津湾の両側の眺望台からの眺めを楽しみながら、まるで天国にいるような気持ちになるのは確かでしょう。砂州を散策し、遊歩道から逸れてみると、日本で最も素敵なビーチのいくつかへたどり着くことができます。
天橋立はまた、グルメ天国への橋でもあります!冬期に訪問する際には、ぶりしゃぶにトライしてみましょう。シーズン中のぶりは脂が乗っており、熱いだしをくぐったその味わいは心を暖かくしてくれるものです。年中楽しめるアサリ丼は繊細な味わいで、ボリュームたっぷりです。大ぶりで甘みのある丹後とり貝は、初夏が旬の見逃せない逸品です。
京都/天橋立・伊根を紹介するSENPAIは・・・
- Florentyna Leowさん
- 在日歴:3年
私は京都に住んでおり、作ることと食べることを含めて絶えず食べ物のことを考えています。furochan.wordpress.com では、私がたまに行う食べ物についての物思いを見ることができます。またより頻繁に@furochan_eats. Y の Instagram 上では、私が行ったことのある場所や、私が食べたものを紹介しています。
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天橋立
京都にある天国への橋
日本三景の一つ天橋立。
天橋立は、イザナギの命がイザナミの命のもとに、天から通うためにかけたという伝説の残る自然の橋で、日本海と大江山を源流とする野田川が造り出した自然の芸術品。
その神秘的な美しさと白砂青松は、まさに絶景。約3.6kmの砂に約8,000本もの松並木が続く。
天橋立の中には、橋立明神や磯清水などの観光名所や船が通るたびに90度回転する珍しい廻旋橋がある。途中にはベンチや休憩所もありのんびり散策するには最適。
はしだて茶屋
あさり丼が食べられる伝統的な茶屋
天橋立公園内にあるお店です。松並木の中でのゆったりとしたお食事が楽しめます! 宮津・天橋立名産の黒ちくわや身が大きく味が濃いあさりを使ったあさり丼が人気。使うお米は地元の農家より仕入れた丹後こしひかりを使ってています。
天橋立神社(橋立明神)
伝説の八大龍王が祀られています!
天橋立の中にひっそりと佇む神社で、恋愛成就のパワースポットとして人気の場所です。
龍伝説がいくつか残っている天橋立の中で、八大龍王をお祀りされています。
すぐ横には日本名水100選の一つ「磯清水」があり、周りを海に囲まれているにもかかわらず真水が湧いている不思議な井戸として神社のお参りの際、手水として利用されています(飲むことはできません)。
傘松公園
足の間から天国が見える場所
成相山中腹にある公園で、天橋立を北側から一望できる展望所です。
ここからの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれています。天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転したように見える「股のぞき」発祥の地としても有名。
豊かな内海で育った肉厚の新名物
天橋立によって宮津湾から仕切られた阿蘇海で育てられている名物「天橋立あさり」は、サイズが大きく肉厚で、旨みがぎゅっと濃縮されています。しかも、砂が入ることがなく食べやすいのが特徴です。
全国でも珍しい黒ちくわが人気
天橋立を擁する宮津は、良好な漁場を持ち漁業も盛んです。そこで獲れた豊富な魚を江戸時代から煉製品として加工してきました。特に、いわしやあじなど、色の黒いすり身を用いるものは「黒ちくわ」と呼ばれています。
日本三大ブリ漁場のひとつでブリしゃぶを
極寒の日本海で育ったブリは、身が引き締まり、たっぷりと脂ののったブリに成長しています。日本三大ブリ漁場のひとつであり、しかも「ブリしゃぶ発症の地」といわれる、京都府伊根町で、本場のブリしゃぶをどうぞ!