特集【関西・食のツーリズム】「美の伝説」広域周遊ルートを巡る美味三昧グルメ旅
- 白浜のすばらしさを知ることで、旅の感動の原点を思い出すでしょう
もし、大阪都心部の繁華街にしばらく別れを告げ、雑踏にまみれた喧騒な都会の雰囲気から離れたいのでしたら、大阪から車で2時間半ほど走れば、心が安らぐ静かで美しい浄土、桃源郷ともいえる、関西エリアであまねく名が知られた南紀白浜にたどり着くことができます。
かつて、無数の旅人が行き交い、南紀白浜と巡り合いました。風もなく晴れ渡る青空に太陽が輝き、白雲と青空が織りなしてどこまでも延びていく白浜スカイラインの光景は忘れがたいものです。道路の両側にしっかりと根を張ったヤシの木が風景を彩っており、道を走り抜けると南国情緒にあふれた温泉郷にたどり着きます。
南紀白浜は和歌山県に属し、紀伊半島の海岸の西南側に位置しています。気候は一年にわたって穏やかで大自然の恩恵に恵まれており、海浜の沿岸は太平洋から流れてくる海流である黒潮の暖流が合流するエリアに当たります。
和歌山を代表する特色あるグルメを思う存分に味わってください。日本全国の豊富な海産物と和歌山の特産物をかき集めた海鮮市場に自ら足を運んでいただければ、イシダイ(石鯛)の名称で呼ばれる極上の鮮魚や、深海に生息して脂が乗り、肉質もやわらくてうまみがあるハタを堪能できます。本格的な和歌山ラーメンをじっくりと味わい、コクのある甘さが定評の梅酒で酌を交わし、絶妙なテイストの紀州南高梅(なんこうばい)にかじりついてみてください。舌の器官である味蕾(みらい)を通した味覚記憶も手伝って、和歌山を巡り歩いた美しい思い出は忘れがたいものになるでしょう。
午後になったら、白良浜(しららはま)の浜辺をゆっくりと歩き、くねくねと曲がる街なかの小道をぶらついてみてください。それらは依然として往年の「白浜銀座商店街」として輝いた絶世の風采を保っています。南紀白浜の「深度旅行」(テーマ性・目的のある旅行)では、円月島の夕日の残光に酔いしれ、幻想的な海の景色を眺望しながら露天温泉に浸かり、心身をとことん癒やせる温泉旅行の極致を体験していただけます。
和歌山/白浜を紹介するSENPAIは・・・
- 張 思涵さん
- 在日歴:1.5年
フォルモサと呼ばれる美しい島、台湾に生まれました。現在は和歌山県の白浜観光協会で、観光PRの仕事に携わっています。太平洋側に位置する風光明媚な南紀白浜に出会い、その独特な大自然の風景と特殊な魅力を持つ古い温泉に恋しました。
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和歌山マリーナシティ
黒潮市場
有名なマグロの解剖ショーを見学し、本物の海鮮物の味覚を堪能
和歌山マリーナシティは、和歌山市南部の海を埋め立ててつくられた遊びの楽園。「黒潮市場」で毎日3回開催される「マグロ解体ショー」は必見!迫力満点のショーを見ることができます。また、新鮮な海産物や土産物コーナー、手ごろな価格でおいしい海鮮バーベキューを味わえるBBQコーナーや寿司・丼などの飲食店コーナーもある。「ポルトヨーロッパ」では、刺激的なアトラクションが存分に楽しめる。「マグロ解体ショー毎日3回開催:11時、12時30分、15時」
紀州黒潮温泉
温泉に浸かってリラクゼーション、体中がくつろぎ気分は爽快
目の前にヨットハーバーと和歌浦の海が広がる、絶景のロケーションが自慢です。素晴らしい景色を眺めながら、ゆったりと天然温泉でおくつろぎください。
とれとれ市場 南紀白浜
紀州の名産物が集まることで名もよく知られる、新鮮な天然魚の市場
西日本最大級!総敷地面積15,000坪、バス70台・普通車777台を誇る駐車場を完備し、日本全国の四季折々の魚貝類や、和歌山の色とりどりの特産品を販売してます。
正面玄関入って真向かいにある水族館並みの巨大水槽は、クエなどの魚が回遊し、いつでも鑑賞できます。
マグロコーナーでは、一度も凍らせていない近海物の生マグロをその場で切売り販売を行っています。
白浜温泉
大海の絶景が遠望できる極上クラスの露天風呂
年間350万人の宿泊客が訪れる白浜温泉は、万葉集にも詠まれ、天皇も入湯したという、道後、有馬に並ぶ最も古い温泉のひとつ。泉源120以上、温泉を備えるホテルは90を超える日本有数の温泉郷。真っ白な砂浜で名高い白良浜や円月島、三段壁、千畳敷など、見事な景観が多い和歌山県最大の観光地。
マグロはもちろん新鮮魚の宝庫
和歌山県といえば、なんといってもマグロ! 生マグロ水揚げ日本一を誇る勝浦漁港を始め日本各地から大量の鮮魚が集まります。生マグロ解体ショー発祥の地と言われる和歌山で腕を振るう鮪名人の腕さばきは必見。