特集【関西・食のツーリズム】「美の伝説」広域周遊ルートを巡る美味三昧グルメ旅
- 鳥取に到着すると、また違う日本を発見できます。
大きな砂丘を有する鳥取はグルメの殿堂、神話のふるさと、温泉の聖地です! 鳥取県は日本で人口が最も少ない県ですが、ここには日本最大の砂丘、鳥取砂丘があります。海を吹き渡る風は神秘的な絵筆のように、一夜にして砂丘に美しい風紋を描き、どこまでも続く青空と白い雲、そして大海原が互いに呼応しているかのような美しく感動的な光景は、多くの観光客やカメラ愛好家に帰るのを忘れさせてしまうほどです。
砂丘からほど近い所には、砂の美術館があります。ここは世界で唯一の、砂の彫刻をテーマとした美術館です。大自然の砂と水が彫刻家の手によって生き生きとした豪華絢爛な巨大彫刻となり、その視覚的なインパクトと芸術性の高さは見る人を驚嘆させます。
鳥取県は森林が広く、環境は美しく、空気も新鮮であり、人々を惹きつける山陰海岸線は2010年にユネスコにより世界地質公園に認定されました。水深25メートルの透明度を誇る浦富海岸の海水浴場は、子供たちやサーファーの天国です。砂質は白くきめ細かく、マツが点在する奇岩絶壁や洞門石窟で取り囲まれ、海で遊んだり、岸で貝を拾ったり、釣り糸を垂れたり、日の出や日の入りを眺めたり。そのロマンティックで静かな美しさは、大自然に帰ったような感覚にさせ、人々の胸を熱くさせます。
鳥取にはもう一つ、感動的な愛の神話が伝わっています。物語では、因幡国の白兎が、美しい八上姫と心優しい大国主神の縁を取り持ったとされ、今では誰もが知る縁結びの神様となりました。白兎海岸に位置する白兎神社には白兎神がまつられており、結婚祈願の独身男女が絶え間なく訪れています。
鳥取には豊富な温泉資源もあり、最も古い温泉は平安時代に見つかったとされる岩美町にある岩井温泉です。是非来てみてください。1300年の歴史を持つ温かい温泉で、悩みや疲れを流しましょう。
鳥取/鳥取砂丘を紹介するSENPAIは・・・
- 劉 燁さん
- 在日歴:16年
16年前の春、留学生として鳥取県に来ました。今は鳥取市の環日本海経済交流センターで、国内外の観光客に、鳥取というこの美しい地域を紹介する仕事をしています。もっとたくさんの海外の人々が、この素朴で田舎の情緒に溢れた町を訪れてくれることを願って、日々努力しています。
(Powerd by senpai japan®)
鹿野そば道場
誰もが認めた究極のそばを打ってみませんか!
鹿野町自慢のそば粉で楽しむ、2時間のそば打ち体験が大変な人気です(要予約・有料)。丁寧に石臼で挽き、つなぎには、最上級の山の芋と地元の湧水を使用しています。本物の道具を使った本格手打ちそばに、ぜひチャレンジしてみてください。食堂では、そばから定食、一品料理まで豊富なメニューが揃います。
鳥取港海鮮市場かろいち
日本海のとれたての鮮魚をたべるならココ!
鳥取・賀露港から揚がったばかりのとれたての海産物を取り揃え、農産物の直売所やお土産処もあり、まさに鳥取市の台所ともいえるスポットです。鮮魚店では、その場で選んだ魚を宅配便で送付することも可能。また、市場では「白いか大漁まつり」や「松葉がにまつり」など様々なイベントが行なわれます。隣接したレストラン棟では、新鮮な魚介類を堪能できます。いけす料理「海陽亭」は西日本で初めて直接海水の入るいけすを設置した店であり、生きた白いかを姿造りにした料理はお勧めです。
岩井温泉
悩みと疲れを洗い流しましょう
鳥取県岩井温泉は、1200年の歴史を誇る山陰最古級の温泉で、「湯かむり」という頭に手ぬぐいを乗せ、柄杓で湯をかむるという江戸時代から
伝わる珍しい風習があります。 中国山地に源を発す清流蒲生川に沿った温泉街は、穏やかで素朴な情緒に包まれており、優れた温泉地の証である「国民保養温泉地」に指定されています。
温泉は、泉源から湧き出たそのままのお湯を浴槽に流しっぱなしで効能もたっぷりです。
泉質は、「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉」で、神経痛・リウマチ・婦人科疾患、飲用すれば、慢性胃腸炎や痔疾にもよいとされています。
鳥取にきたら、ぜひ松葉カニを!
松葉ガニとは、鳥取県内の各漁港で水揚げされたズワイガニだけに許された、地域限定のブランド名で、ぎっしりと詰まった身と上品な旨みが特徴です。この他、親ガニや若松葉ガニ、ズワイガニなど種類も豊富です。